2017/10 頃に「【羽田発着】デラックスクラスホテルにゆったり2連泊!北京が誇る4つの世界遺産を巡る 北京3日間」というツアーに参加してきました。
香港、台湾、上海(2回)と中華系の場所には何度も行ってますが、北京に行ったのは初めてです。
阪急交通社から定期的に送られて来る冊子に安いツアーがあったので、紫禁城と万里の長城を見る目的で行って来ました。
ツアー日程
3日間で天安門広場、故宮博物院(紫禁城)、頤和園、万里の長城、天壇公園などを周るツアーだったので、だいたい以下のように少し忙しい(ツアーはだいたいそうだと思いますが)日程でした。
食事と途中で寄るお土産店は日程には載せていません。
1日目:天安門広場・紫禁城・王府井・全聚徳・カンフーショー
羽田空港から中国国際航空の飛行機に乗って、北京首都国際空港に向かいました。
機内食は和食を選択したらこんな感じでした。
朝7時台の出発なので、うどんでしかも濃すぎない味付けがいい感じでした。
現地時間の午前10時あたりに北京首都国際空港に着きました。
飛行時間は3時間弱だったので近くて楽でした。
安いツアーだとだいた行きは深夜日本発、帰りは早朝現地発になるのですが、このツアーは日本を御前7時にしかも羽田発で帰りも夜遅すぎない時間で帰れるので、そこがこのツアーに決めた理由のひとつです。
入国手続きを済ませて、いくらか両替したのちに空港のエントランスに出ると、添乗員さんが看板を持って待っていたので合流しました。
添乗員さんはベテランの中国の方でした。
日本語が上手すぎて、名前を聞くまでは日本人だと勘違いするほどでした。
昼食
バスに乗ったあと、現地の都合で、事前に郵送してもらっていた最終日程表から予定の日にちを入れ変えるという説明を聞きました。
最終日程表では初日が多少ゆっくりで2、3日目に見どころが目白押しな感じでした。
変更後は1、2日目が見どころいっぱいになりました。
(ツアー日程のところで紹介したのはこちら)
説明を聞いた後、さっそくお昼ごはんを食べにレストランに行きました。
メニューはこんな感じです。
絶賛するような感じではなかったのですが、普通においしくいただけました。
いつもアジアを旅行するときは、最初の1回目の食事を身構えてしまいます。
この後食べる食事の味付けの雰囲気は食事ごとに大きくは変わらない気がしているので。
今回はこの初日の昼食で食事もそれなりに楽しめそうだというイメージが持てました。
料理の中にはお皿にのっているのではなく、回転テーブルに埋め込まれている鍋にはいっている料理がありました。
そして、回転テーブルには電源ボタンや温度調節ボタンがあり、
それで鍋に入っている料理を常に熱々にしていました。
初めて見たのでちょっと楽しかったです。
食事はだいたい1時間くらいで、食べ終わった後お手洗いを済ませてお店の外に集合しました。
天安門広場
最初の観光地は天安門広場と紫禁城(故宮博物院)でした。
バスを降りて、いつもは通れるらしい入り口が閉鎖されていたので、別の入り口から入って天安門広場につきました。
よくテレビで見る光景が広がっていました。
写真だとそこまで大きくないように見えますが、実際はかなり大きいです。
100万人収容できると言われるほど広いですよ。
そして、早朝に行われる国旗掲揚式は中国の人にとって一生に一度は見たいものと言われたりします。
写真中央の国旗が掲げられている衛兵さんたちを見ると微動だにしないので驚きました。
4時間ごとに交代をするようです。
韓国の板門店を見た時もそうでしたが、数時間微動だにせずに立っているのすごいなと思いました。
天安門広場には他にも大きなお花と記念碑がありました。
また、ここで、ツアー客全員が入った集合写真(天安門広場写真集付き)とその販売がありました。
私は買いませんでしたが、写真集にはいい感じの写真がいくつかありました。
紫禁城
そして天安門の通って進んでいくと紫禁城(正式名は故宮博物院)の入り口が見えました。
このツアーでの1つ目の世界遺産です。
ヤングジャンプを定期的に読んでいて、
ヤングジャンプで連載しているキングダムという漫画が好きなのですが、
雰囲気がなんとなくそんな感じでちょっと感動しました。
ここもかなり大きいです。
そして入り口を通過してさらに2回ほど門をくぐると
紫禁城のメイン、玉座がある大和殿が見えます。
北京に旅行するにあたって、観ようと思って観てなかったラストエンペラーという映画を観ました。
清朝最後の皇帝である愛新覚羅溥儀の生涯を映像化したものです。
予告映像はこんな感じです。
1:42あたりでタイトルが出る場面がまさにこの大和殿です!
暗めの映画なのですが時代の移り変わりの様子やラストの表現が良く、気に入った映画です。
残念ながらこのツアーでは玉座は見れなかったのですが、大和殿が見れたので満足しました。
大和殿の屋根には特殊な装飾が施されていて、添乗員さんからその説明がありました。
こういうのはツアーの良さの1つですね。
添乗員さんの説明がメモしきれてなかったのですが、wikipediaに説明があったので載せます。
太和殿垂脊下部には仙人神獣が設けられている。鳳の乗った仙人以外、竜、鳳、獅子、天馬、海馬、狻猊、狎魚、獬豸、斗牛、行什の10体の神獣が設置されているこれは装飾以外に国家国民の安泰を願うものである。
引用元:Wikipedia 大和殿
ちなみに、紫禁城内はの建物の配置はこんな感じになっています。
紫禁城内にはもちろん大和殿以外にも見どころが多数あります。
まずは九龍壁です。
香港では九龍という地名があり、昔は九龍城という建物もありました。
その記憶から、9という数字と龍はよく結びつくなぁと思っていました。
9と龍が頭で結びつかなかったので、添乗員さんに理由を聞いてみました。
9は中国では永久の久と似た発音なので縁起がいい数字です。
昔は皇帝だけが使えた数字でもあります。
そして、龍は皇帝の象徴で龍は九つの子供を産んだとされていることなどから、
九と龍は関連が深く縁起がいいので合わせて使うことが好まれています。
紫禁城内に九龍壁がある理由もわかった気がしました。
次は珍妃の井戸です。
中国三大悪女の一人ともいわれる西太后が、光緒帝の側室である珍妃をこの井戸に落として殺害したと言われています。
西太后は先ほど紹介した映画のラストエンペラーの最初にも出てきます。
添乗員さんが中国版狛犬の唐獅子の像も紹介してくれました。
唐獅子は一目で雄と雌を区別することができます。
子供をあやしているのが雌です。
愛新覚羅溥儀から寄贈された、実際につかわれていた装飾品の展示室もありました。
そして、最後がここです。
ここは映画ラストエンペラーの序盤にある印象的なシーンで使われた場所です。
映画などを観てから旅行すると、こういうところで感動できるのでおすすめです。
王府井
紫禁城の反対側の出口から出た後バスに乗って、今度は王府井に向かいました。
添乗員さんが言うには
王府井は北京の銀座みたいなところです。
だそうです。
王府井のショッピングモール内で解散してショッピングタイムでした。
私たちはモール内の満記甜品というスイーツ屋さんでマンゴーのデザートを食べました。
これはすごくおいしかったです。
全聚徳
夕食は北京ダックで有名な全聚徳というお店です。
今回の旅行の食事で一番期待していました。
本来は2日目で行く予定だったのですが、政治家の会食で貸し切りになったので、初日にしたようです。
さすがに有名なお店だけあってどの料理もおいしく、特に北京ダックがとてもおいしかったです。
ツアーだと複数人で1つのテーブルなので、食事の写真は邪魔にならないようにちょっとだけしか撮れないので写真は少なくいですがもっと料理が出てきてどれもおいしかったです。
北京ダックは生地にお肉とネギを置いて、甘めのお味噌をかけて巻いて食べます。
なんとなく生地はおかわりできない雰囲気でしたが、お店の人に言ってみたらおかわりできました。
カンフーショー
1日目の最後はカンフーショーです。
これはオプションのツアーになります。
雑技団など別のオプションもありましたが、雑技団は上海で2種類観たので、カンフーショーにしました。
観光地へ移動中のバスの中で参加するかどうか添乗員さんが確認を取っていました。
私たちもそこで申し込んでお金も支払いました。
日本円でも人民元でもどちらでも可でした。
バスの窓からいきなり真っ赤な建物が見えたので、絶対にここだと思いました。
中に入って開始時間まで建物内を散策したり、休憩したりしていると、演者や獅子舞がロビーで軽いパフォーマンスをしてて待つ時間もちょっと楽しいです。
少年が困難に立ち向かいながらカンフーを極める話です。
英語字幕がありますが、演技だけからでもだいたいストーリーはつかめると思います。
要所要所で驚くようなパフォーマンスがあって思ったより楽しめました。
最後の集合のときは写真OKでした。
希望する人は舞台に行って、演者と一緒に写真を撮ることができます。
ホテル
あっという間に1日が終わり、ホテルにつきました。
私たちはホテルをアップグレードしませんでしたが、アップグレードするとシャングリラホテルだったみたいです。
高級で有名なホテルなので、ちょっとアップグレードしてもよかったかなと思いました。
今回のホテルは北京美泉宮飯店というホテルですが、またなの名をシェーンブルンホテルというそうです。
1年前にオーストリアでシェーンブルン宮殿を見ましたし、ネオンの感じがちょっといかがわしい感じだったので、何とも言えない不安感がありました。
初めて上海に行ったとき、ホテルで夜遅くに部屋のドアの下の隙間からピンクチラシを入れられたことがありました。
ホテルの外観を見てなんとなくそれを思い出しました。
部屋に入ってみると、結構広くて快適でした。
ツアーだといつももらえる水のペットボトルもありました。
まず部屋に入ったら
- シャワーのお湯がちゃんと出るか?
- バスタブのお水は流れるか?
- トイレのお水が流れるか?
- 洗面所のお水が流れるか?
を最低限確認するようにしています。
これはトルコツアーに参加した時に添乗員さんが教えてくれました。
それに、過去にアジアの国に旅行した時に、お湯が出なかったり流れなかったりしたことがあったので。
詳細は忘れてしまいましたが、wifiの設定で戸惑った気がします。
今まで上海に旅行したときはグローバルWiFiでポケットwifi + VPNのプランを利用していました。
特に大きな不満はなかったのですがもっと安くするために
今回はホテルのwifiでフリーのVPN(http://www.vpngate.net/ja/)を試してみました。
ですが、日本出発前に接続確認はしてたのですが、うまくいかなかったです。
そもそもVPNに接続すらできなかったので、私が試したVPNは制限されていたかもしれません。
また機会があれば試してみたいです。
2日目:鳥の巣・水立方・宝石店・頤和園・ラテックス寝具店・万里の長城
1日目が終わり、今日は目的の2つ目である万里の頂上に行く日です。
まずは、ホテルの朝食から。
ホテルの朝食はバイキングなので毎回楽しみです。
おいしそうなものを選んでいると、だいたい茶色になります。
なので、葉物と果物もちょっと取りました。
結構おいしい朝食でした。
ホテルのロビーで外貨両替ができるATMを見つけ、
以外にも海外で見たのはこれが初めてかもと思い写真を撮ってしまいました。
鳥の巣・水立方
ホテルを出発してバスの車内から鳥の巣・水立方を見に行きます。
水立方は2008年の北京オリンピックで水泳競技の会場となった場所で、鳥の巣はそのときのメインスタジアムです。
このときは添乗員さんの配慮のおかげで、バスを近くに停めて歩道橋から鳥の巣を見ることができました。
確かに鳥の巣っぽい感じですね。
水立方はバスの中から通りすがりに見る形だったので、写真は撮れませんでした。
ですが、水立方も名前の通りの外観で、個人的には水立方の方が好きな外観でした。
鳥の巣の向かい側に複合施設である盤古大観というのがありまして、
添乗員さんがそこも紹介してくれました。
なんでも盤古七星酒店という7つ星ホテルが施設内にあるそうです。
盤古七星酒店は中国で唯一の7つ星で最も高級なホテルです(2017/10時点)。
ネットで検索してみると、1泊18万だのスイートは300万だのとか出ていますが、Booking.comを見るとスイートでなければ今は1泊3万から4万で泊まれるようです。
もちろん、私たちにとっては十分高いですが。
Booking.comのホテル紹介ページにある説明がユニークで思わず笑ってしまいました。
広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々広々のお部屋にが備わります。有名な北京国家体育場(The Bird Part s Nest Hotel and Châteaux)の景色を望むユニットもあります。
引用元:Booking.com パングー セブン スター ホテル 北京(Pangu 7 Star Hotel Beijing)
どれだけ広いのか見てみたくなりますね。
最高級なだけあって利用者の評価は高そうです。
また、写真は撮れなかったのですが、このホテルの近くに北京で初のスマートマンションが出来ていて、添乗員さんがバスの車内で教えてくれました。
宝石店
ツアーだとこういうお店に連れていかれてしまいますね。
ただ、個人的には結構好きです。
最初にお店の人の説明がありますが、
日本語や話が上手すぎて面白いからです。
セールストークもありますが、普通に勉強になったりします。
こちらの像はピシューという龍の子供の像です。
宝石を食べるのですが、肛門がないので、財を貯める縁起の良いとされています。
このように翡翠は中身をカットするまで質が分からないので、
賭石というギャンブルがあったりします。
もちろん商品も、基本値段が高いですが、本当に良さそうなものがあったり、
手ごろなものもあるので極たまに買ったりします。
頤和園
このツアーの2つ目の世界遺産である、頤和園(いわえん)が次の観光地です。
「いわえん」と入力して変換すると候補に出て来てきてびっくりしました。
頤和園の地図はこんな感じでした。かなり広いです。
頤和園は添乗員さんが説明しながら歩く形ではなく、自由行動時間の後集合という形でした。
この頤和園は西太后が贅を尽くして作ったのもので、お金を使いすぎて日清戦争の敗北の原因の1つになったとも考えられているらしいです。
広すぎて、全体像がわかるような写真を取るのは難しそうです。
今までは特に大丈夫だったのですが、10月の北京は思ったよりも寒くて、頤和園は風も強かったので二人で寒い寒いと言いながら観光しました。
ユニクロのウルトラライトダウンだけで大丈夫だろうと思っていたのですが、甘かったです。
50分の自由行動だったので橋を渡って1つ目の島をぐるっと回るのが精一杯でした。
途中でお土産屋さんや変身写真のお店があったので、お土産屋さんを見つつ風景を楽しみながら観光しました。
いい感じの写真が撮れなかったのですが、綺麗な風景で穏やかな気分になりました。
中国のお年寄りの方は合唱が好きなようで、こういった広い園に集まって大勢で合唱をしていました。
奥の屋根がある建物の中で合唱していました。
こういうの良いですね。
ラテックス寝具店
次はこのツアー2つ目のお店への立ち寄りです。
今度は寝具店でした。
ここは中が撮影禁止なので中の写真はありません。
内容としては、天然ゴムの寝具で虫も着きにくく程よい反発で体にフィットする、という感じでした。
お店の人のお話以外で面白かったのは、寝具の体験コーナーと購入した寝具の圧縮でした。
体験コーナーはそのまんまなのですが、圧縮は掃除機みたいなもので圧縮してそれをスーツケースに入れて渡すというものでした。
大きいマットレスが小さめのスーツケースに入るほど小さくなるのが面白かったです。
バスでお店に来るときに敷地内にロボットの展示があったので、早めに外に出て写真を撮りました。
正直、これがなんなのかは全く分かりません。
昼食
万里の長城の前に昼食です。
この日の昼食は飲茶セットでした。
冷めているのが残念でしたが、基本どれも美味しかったです。
ちなみに、この後さらに何皿か追加で別の料理が来ます。
建物内には美術品の製造をしている場所があり、
そこを見ながらバスに戻りました。
無人コンビニの話
次はお目当の2つ目で3つ目の世界遺産である万里の長城です。
万里の長城はもちろん郊外にあるので、バスで1時間30分程度かかりました。
その間、添乗員さんが中国のコンビニの話を少ししてくれました。
中国では無人コンビニというのが増えているそうです。
無人コンビニでは入店時にカメラを使って個人を特定し、盗難など犯罪行為をすると信用スコアというのに影響が出るようです。
中国でのお店での支払いは、WeChatという中国のLINEに相当するアプリの決済サービス、またはAlipayという決済サービスを使ってQRコードを使って支払いをするのが主流になっているようです。
そしてそのWeChatとAlipayは信用スコアも管理していて、WeChatもAlipayも中国人の生活にすごく浸透していることもあり、絶大な力を持っているようです。
なので、その信用スコアに傷をつけることによるデメリットが、盗難によるメリットよりも圧倒的に大きいので抑止力になっているようです。
なんだかSFみたいな感じですね。
↓は無人コンビニの話を聞いて、帰宅後に軽く読んでみたWebサイトです。
万里の長城
添乗員さんの面白い話を聞いていたら、あっという間に着きました。
今回は観光しやすい八達嶺というポイントに着きました。
バスから外に出ると頤和園を軽くしのぐ寒さでした。
万里の長城に行くにはバスの駐車場から10分くらい歩きます。
この建物に入ると、お店がいっぱいあり、
かなり長い串を使った串焼きとか売ってました。
お店地帯を抜けると、万里の長城の入り口と休憩所があります。
万里の長城も自由行動で、集合時間になったら休憩所付近に集まる方式でした。
入り口を通過すると2手に分かれます。
女坂と呼ばれるルートと
男坂と呼ばれるルートです。
ぱっと見そこまで違いがあるようには見えないですが、
男坂は斜面が急で女坂は斜面がそこまで急じゃないです。
体力に自身のある人は男坂でそれ以外の人は女坂にした方が良いです。
とのことでした。
私たちは富士山を山頂まで登ったことがありますが、今回は登りきるのが目的じゃないので女坂をゆっくり進むことにしました。
歩いていると寒さを忘れて楽しむことができました。
曇っていたのが残念ですが、結構な高さなので風景が良かったです。
そして、このときは万里の長城にハシゴをかけて物売る人は見なかったです。
(そういう人がいるというのを何かで見ました。)
最初は本当に緩やかな坂だったのですが、いきなり急になってきます。
男坂より緩やかな女坂ですが、それでも結構急です。
写真ではそこまで急に見えないかもしれませんが、
ところどころ急で、しかも床が滑りやすく、階段がないところもあるので
危険です。
人も多いので気を付けて進んだ方が良いと思います。
4つ目の休憩ポイントを出てその先を写真に撮ったら良い感じの写真になりました。
フィルターってすごいですね。
晴れてたらフィルターをかけなくてももっと良い感じの写真が撮れそうです。
この時点で自由時間の半分以上経過してましたし、
来た道を戻るのは危ないと思ったので、横道から降りることにしました。
降りている最中も良い景色で、思った以上に満足できました。
夕食
万里の長城が終わったら今度は夕食です。
夕食会場に着くまでに、バスの中でお土産の話がありました。
なんでも、車内で注文すると夕食時に届けてくれるそうです。
そして、商品リストと試食用に2種類のお菓子を1人1つ貰いました。
どちらも結構美味しかったです。
私たちはこの日の夜にホテル近くのスーパーに寄る予定でした。
しかし、閉店していたりする可能性もあったので、茶店をお互い1箱ずつ買いました。
今まで参加したツアーでこういうのはなかったので、良いサービスだと思いました。
そうこうしている内に夕食会場に着きました。
今回は四川料理です。
料理はこんな感じでした。
正直なところ、この夕食は私の口には合いませんでした。
それなりに美味しいものもありましたが、ところどころ味付けが独特だったり、辛すぎたり(麻婆豆腐)しました。
自分には合わなかっただけですし、今回の旅行ではこれまで食事で苦手なものはほぼなくて調子が良すぎたので、逆に安心しました。
Auchan
夕食の後ホテルに着いたのですが、
私はホテルから歩いて15分くらいのところにあるスーパーに向かいました。
海外旅行でスーパーに行くのが私たちの楽しみの1つです。
食材、お菓子そしてレトルト食品を見たり買ったりすることで住んでいる人の生活を垣間見える気がするからです。
モールのようになっていたので入ったらこんな感じでした。
上海に行った時も買い物をしたAuchanというスーパーが入っていました。
先ほど試食したお菓子の量り売り、全聚徳の北京ダック、前食べて美味しかったパイナップルケーキ、海藻類の量り売りなど見たり選んだりするのが楽しかったです。
北京ダックは検疫もあるので、気にはなりましたがもちろん買いませんでした。
連れが下調べでしていた天福茗茶というお茶とお茶菓子を売っているお店もモール内にあったので見ました。
お茶菓子を1つ試食させてもらえたのですが、とても美味しかったので同行者が買っていました。
買い物をした後、夜道に気をつけながらホテルに帰りました。
私が今回の旅行で買ったものはこれです。
最終日にお守りを1つ買いましたが、それを除けばこれが買ったもの全部です。
- 紫禁城のポストカードセット
- 烏龍茶クッキー(仕事の同僚に配る用です)
- 出前一丁 紅焼牛肉味(見たことなかったので)
- スイカ味のガム(美味しそうだったので)
- クノールの牛肉スープ
- pejoyのポタージュ味とピザ味(pejoyは美味しいので見たことない味をかいました)
- 乾燥キクラゲ(欲しい時に日本で見つけられなかったので)
- 海底楼の火鍋の白いスープの方のセット
- 京式甜麺醤(中国の甜麺醤を使ってみたかったので)
- 海底楼のみそ(?)
- さんざしのお菓子(昔中華一番という漫画でちらっと出ていて気になったので)
ポストカード、クノールのスープやインスタントラーメンは
大体毎回買ってます。
海底楼は中国でかなり有名な火鍋のチェーン店です。
まだ行けてないのですが、スーパーで見つけて気になったので買いました。
日本に帰った後鍋セットは、試しに鶏肉とネギだけ入れてスープにして食べてみました。
中国の白湯スープは味が薄いのでこれもそうかなと思いましたが、むしろちょっと塩気が強いくらいでした。
そして美味しかったです。
日本にも海底楼があるようなので行ってみたいと思いました。
さんざし(甘酸っぱいので苦手な人は多いかも?)とpejoyはハマりました。
3日目:天壇公園・紫禁城を見下ろせる丘・書道店・茶芸店
ついに最終日です。
朝ごはんはこんな感じになりました。
この日の朝食も美味しかったです。
天壇公園
まずはツアー最後の世界遺産である天壇公園です。
こちらは昔祭事を行った場所ですね。
最初にお手洗いに行きました。
なんと中国ではお手洗いにランクがあるようで、
3つ星のトイレに行きました。
中にテレビと座るスペースがありました。
ランクによっていいテレビがあったりとか、
そういう意味の快適さに違いが出るようです。
公園で太極拳などをしている人たちを横目に歩いて、
天壇公園のメインである天壇に着きました。
ここは気が濃い場所として知られていまして、気功の先生などはそれが分かるそうです。
祭事を行っていた場所だけに、パワースポットのようです。
パワースポットなだけあってお守りが有名なお土産のようで、天壇の近くにある売店でお守りを買いました。
丸いものよりも四角柱のものの方が効力があるそうです。
紫禁城が見下ろせる丘
時間に余裕があるようで、紫禁城を見下ろせる丘に連れて行ってもらえました。
晴れていたのでとてもいい眺めでした。
丘周辺は公園になっていまして、高齢者の方が合唱や縄跳び(ダブルダッチ)などをしていました。
元気でいいですね。
書道店・茶芸店
公園少しから歩いて、最後の観光ポイントである書道店・茶芸店に来ました。
両方近くにあるのですが、まず書道店です。
こちらでは書道のパフォーマンスを見ることができます。
この日パフォーマンスをしてくださったのが、まさかの愛新覚羅恒珏(こうかく)先生でした。
書道パフォーマンスも感動でしたが、写真も撮らせてもらいとても感動しました。
実は写真は取れなかったのですが、愛新覚羅溥傑(ふけつ)先生の書も空港に行く途中の道路に看板のような形で見ることができます。
ラストエンペラーを観た後だと込み上げるものがありました。
ちなみに、ここではパフォーマンスを見るだけでなく販売もしています。
次は茶芸店です。
こちらでは実際にいれてもらったお茶を何種類か飲むことができます。
台湾の九份で茶館に入ってお茶を飲みましたが、中国ではお茶をいれるときは急須にお湯を何度もかけたりします。
結構大胆な感じです。
その光景は日本の落ち着いたものとは全然違っていて、文化の違いは面白いなと思って見てました。
説明の後販売があります。
空港
全日程が終わり空港に着きました。
添乗員さんともお別れをし、出国審査を受けた後、
お昼ご飯を食べることにしました。
空港内のレストランで食べたのですが、どれも美味しかったです。
後は楽天カードプレミアムについてくるプライオリティパスを使ってラウンジでゆっくり出発時間を待ちました。
ラウンジが使えるようになってから楽なので積極的に使うようにしてます。
ラウンジによりますが、飲み物やご飯が食べられるので、旅行中に食べていないものを食べるのが楽しいです。
まさかの欠航とその後
日本の天候の問題でまさかの欠航になってしまいました。
デスクには乗客が詰め寄っていて、私たちも初めての経験で戸惑いました。
自分たちでホテルを取ったりした方がいいかもとか思いましたが、荷物をもう預けているので、アナウンスや航空会社の公式の対応を待つことにしました。
ツアーの添乗員さんの連絡先を聞いておけば、いろいろ相談できたので良かったのですが。
今思えば冊子に書いてある緊急連絡先に普通に電話すれば良かったですね。
不安になりながらも、アンテナを張りつつ1、2時間待つと航空会社の人が「フォローミー」と言って歩き出したので着いて行きました。
できるだけ先頭の方にいたのですが空港内は人が多いので、列が分断されてしまって置いていかれそうになりましたが、適当に感で進まず待つと別の職員さんが来てくれました。
出国取り消しの手続きの列に待つことになり、そしてそこを通過した後のアナウンスがなかったのでまた不安になりました。
最低でも代わりの航空券の取得、預けていた荷物の受け取りはしておきたいところです。
職員さんに聞いたところ、とりあえず待っていて欲しいということだったので、30分から1時間程度待つと、また職員さんが案内してくれて、今度はバスに乗りました。
どうやら緊急用のホテルに連れて行ってくれるようで、翌日の早朝に荷物を積んである飛行機で羽田にいけるそうです。
荷物を返してもらって、後は自分達でやって欲しい、というような対応かもなぁと思っていたので、感謝の気持ちでいっぱいでした。
カウンターで部屋のキーとwifi情報を聞いて、そしてロビーの掲示板とフロントのデスクにアナウンス情報が書いてあったので写真を撮りました。
アナウンスの内容は欠航理由、夕食の時間、そして翌日の便の情報でした。
ホテルで夕食も食べることができるようです。
この頃になると、ツアーの他の参加者が連絡してくれたようで、ツアーの添乗員さんがかけつけてくれ、いろいろと取りまとめをしてくださいました。感謝しかありません。
夕食の前に一旦部屋に入りました。
部屋はこんな感じでちょっと埃っぽかったですが、普通のお部屋でしかもお水のペットボトルが置いてありました。
ホテル内には購買部というところがあり、そこで飲み物を買うことができました。
ちなみに、夕食はバイキングになっていましてこんな感じでした。
いろいろ種類はあったのですが、このナゲットが美味しかったのでナゲットばかり食べてしまいました。
正直なところ、欠航から対応検討・別便の準備・ホテルの用意・食事の用意が思ったよりも早いし想定以上の良心的な対応だったので素直に中国国際航空すごいなと思いました。
確か5:00ごろにバスでホテル出発だったので、寝坊しないように注意して寝ました。
翌朝フロントの掲示板などでさらなる遅延などがないか確認したところ特になかったのでバスの到着を待ちました。
バスに乗って空港に着いたのち、ツアーの添乗員さんと再度お別れをして、出国の手続きをしてゲートまで来ました。
程よい暗さと明るさのおかげでいい雰囲気の写真が取れました。
普通に飛行機に乗れたので、飛行機の中で機内食を食べて寝て日本に帰りました。
ちょっと疲れたので機内食は味が予想できる洋食にしました。
おわりに
最後にトラブルはあったのものの、航空会社と添乗員さんの対応がすごく良かったので良い印象を持ったまま北京旅行を終えることができました。
そして、短い日程の中で楽しいところがたくさんあったので、個人的に北京気に入りました。
特に紫禁城観光、愛新覚羅恒珏先生のパフォーマンスはラストエンペラーを観た後だと非常に感慨深かったです。
食事については、正直ツアーでの食事はそこまで期待していないのですが、全聚徳はどれも美味しくて想像以上で良かったです。
ただ、全聚徳で食事したことがある同行者によると、全聚徳はまだまだこんなものではないと言っていたので、機会があれば個人的に行って食事したいです。
そして、阪急交通社でトラピックスのツアーだと添乗員さんの対応がいつも素晴らしいのですが、今回の添乗員さんのサービスが良すぎて驚きました。
とても満足できたツアーでした。
羽田に着くと顔認証ゲートがあったので、試しにやってみたらものすごく楽でした。これからは顔認証ゲートにします。